ブラジルのビットコイン・仮想通貨事情


日本のメディアでビットコインについて毎日メディアで報じられているようですが、南米ブラジルでもビットコインに対する過熱感が高まっています。

タクシードライバー(私はタクシー乗らないんでUBERドライバー)が話題にする=もはや売り局面と言ってもよい状況はブラジルでも同じです。また、ビットコインがらみのスタートアップに合うと日本での取引高の大きさから、日本とのネットワークを持つ私への興味も高まっているようです。

自分の整理も含めてブラジルのビットコインを含む仮想通貨事情について少しずつまとめてみたいと思います。

 

取引高は世界15位。でも日本の700分の1

日本がビットコイン取引高首位になってから数か月たっています。本ブログ執筆時点の2018年1月21日のCryptoCompareのサイトを見てみると、この24時間での取引高として、ブラジルは世界で15位です。

国別Bitcoin取引高
国別Bitcoin取引高

ただし、この24時間での取引量は日本円で約3億円相当、同時期の日本円取引高は2145億円ですので、日本の約700分の1という状況です。人口は日本の1.5倍くらいいて、GDPは日本の35%程度なわけですから、金額的には圧倒的に小さいと言わざるを得ません。(富裕層はブラジル国外の口座でUSDベースで取引しているかもしれませんが)

円、米ドル、ユーロ、韓国ウォンの4通貨にUSDTとAICを加えるとビットコイン取引量全体の98.5%を占めるわけなので、それなりに頑張っていると言えるかもしれません。

ブラジルの取引量の増加はビットコイン全体の取引量の増加とほぼ同じペースではありますが、2016年12月から2017年12月までに75倍に増えており、国内でも注目度が高まっているのは間違いありません。

 

ブラジルの仮想通貨取引所

ブラジル国内には11の仮想通貨取引所があります。

国内シェアトップのFoxBit社がビットコイン取引量全体の42%、2位のMercado Bitcoin社が33%のシェアを抑えており、その他3-5位までを合わせると98%を占めてしめる状況になっています。

ブラジルのビットコイン取引所シェア
ブラジルのビットコイン取引所シェア

Mercado Bitcoinはブラジルで最古参の取引所で2013年5月に操業しています。創業者のRodrigo Batista(ホドリゴ・バチスタ)氏はモルガン・スタンレー、南米大手のサンタンデール銀行という金融エリートのキャリアを経てMercado Bitcoinを立ち上げます。ブラジルでのビットコイン取引を切り開いた立役者と言ってもよいでしょう。

FoxBitの創業者でCEOのJoão Canhada(ジョアン・カニャーダ)氏は若干25歳。大学在学中の2014年8月にFoxBitを立ち上げているブラジルでも有名なアントレプレナーです。Mercado Bitcoinよりも後発のスタートながら、2015年5月にシェアトップに躍り出ます。

その後Bitcointoyou、Negocie Coins、Bitcointradeと新興取引所が立ち上がりつつ、少しずつシェアを奪い合っていますが、FoxBitの優位は今のところ揺るぎにくい状況です。

 

ブラジルのビットコイン取引所のフィー比較

2017年5月にRafaelというブロガーが各取引所の手数料比較を具体的な金額を例示しながらシミュレーションしてくれています。これを見ると、FoxBitが大手の中では最も有利な手数料体系であると言えるでしょう。BitCoin自体のボラティリティに比べたら誤差の範囲ではありますが。ブログに掲載されていた比較表を掲載しますのでクリックして詳細ご覧ください。

ブラジルのBitcoin取引所フィー比較
Bitcoin取引所フィー比較

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はブラジルでの仮想通貨に関する法制面について触れたいと思います。

参照サイト

https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/USD

https://bitvalor.com/

http://rafael.adm.br/p/comparacao-das-exchanges-brasileiras-para-compra-de-bitcoin

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA