新自動車政策「Rota2030」でブラジルのスタートアップ投資に追い風


ブラジル政府が昨年12月11日に施工した「Rota 2030」がブラジルスタートアップ投資への追い風になりそうです。

「Rota 2030」は国産自動車産業の国際競争力強化を目指し、2017年末に終了した「Inovar Auto」の後継としてその発表が切望されていました。自動車メーカーだけでなく、自動車部品メーカーなども恩恵を受けることができるそう。現在500以上ものメーカーが自動車メーカーに部品を供給していますが、そのほとんどが対象になるようです。

同政策では環境問題を考慮し、省エネカーの生産増加のために設定された基準を満たす車両への減税、また国内調達が不可能な自動車部品の輸入関税免除という大きな2つの柱ができましたが、VCとして注目したいのは「研究開発投資に対する税額免除」というもう一つの柱。

同政策の対象企業と認められれば、国内で研究開発投資を行う企業は、投資相当額の30%を上限として、法人所得税(IRPJ)および社会負担金(CSLL)から控除を受けることができるそうです。

さらに、先進的製造技術、コネクティビティー、戦略的システム開発、ロジスティク・ソリューション開発、自動運転、ナノテク、ビッグデータ活用、AI(人工知能)活用などに対しては、さらに15%の控除を受けることができます。あわせると研究開発投資の上限45%までがIRPJおよびCSLLから控除を受けることができるとのこと。

対象は2018年8月1日から研究をはじめたところで、今年1月から税額控除の利用が可能になります。今回の新政策は国内の研究投資の維持への強い刺激になりそうです。もちろん結果は出さなければなりませんが…

まあ国際的な競争力を高めるためにも、研究への投資は欠かせません。この政策でグローバル企業からのブラジルに対する評価も高くなるでしょう。今年から自動車業界、また関連するスタートアップも盛り上がっていきそうです。日本企業からの投資もぜひご検討を。

https://www.dci.com.br/colunistas/artigo/rota-2030-e-inovac-o-1.771037

https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2018/d0fa3a493bca6827.html


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